


関小玉、33歳。 最強の軍人と噂される彼女は、「とある事情」から、 いきなり夫婦となった文林との関係に戸惑いつつも、 小玉は持ち前の前向きさと大雑把さを武器に、 女性の嫉妬と欲望が渦巻く後宮「紅霞宮」に入る。 他の妃たちの嫌がらせにも気づかぬ小玉のマイペースさに、後宮はまさに大混乱! だが、その混乱は後宮に潜む”闇”をも目覚めさせてしまい……。 選考委員絶賛の あまりに型破りな後宮物語、ここに開幕——。 |


かんしょうぎょく
関小玉
33歳、軍人皇后。
庶民階級出身ながら叩き上げで将軍位まで昇りつめた後、不本意ながら後宮に入ることになる。
軍人時代は現皇帝・文林の上官であり、よき相棒だった。
軍人としての剛胆さと持ち前のマイペース振りで、後宮に混乱を巻き起こす。

ぶんりん
文 林
皇族では傍系の出身ながら、皇族たちのつぶし合いの果てに皇帝の座に就いた。
出自ゆえに敵も多く、地位を狙われることも多く、いつも張り詰めている。
出身階級と性別のためこれ以上出世できない名将・小玉の才を惜しみ(個人的感情含む)、後宮入りを画策する。



女性ながら最強の軍人として名を馳せていた小玉。だが、何の因果か、30歳を過ぎても独身だった彼女が皇后に選ばれ、女の嫉妬と欲望渦巻く後宮「紅霞宮」に入ることになり――!? 第二回ラノベ文芸賞金賞受賞作。
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先帝の遺児、出現――。突然帝国に投げ入れられた火種に、宮中は大混乱! 様々な思惑が渦巻く中、なぜか静観する皇帝・文林。そんな中、小玉は文林失脚に備え、彼と鴻を連れて後宮から逃げる準備をはじめていて!?
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文林が謝充媛のもとに足繁く通うようになった。「文林に新たな出会いをあげよう計画」が成功したと喜ぶ小玉だったが、後宮内は微妙な空気に……。そこで小玉は二人のもとに自ら赴き、ある決意を表明する――!?
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小玉に差し出された帳簿に不自然に出てくる「維山」という地名。それが鄒王の死、さらには明慧の死に繋がるものと見た文林は、小玉に直接調査を託す。陳校尉として彼の地に乗り込んだ小玉が目にしたものとは――!?
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湖西の騒動は収まったものの、事後処理に追われる文林。疲れを癒やしてくれるのは小玉……と思ったら、小玉に不義疑惑が浮上! 司馬淑妃の父・司馬尚書の謀略か? 文林と小玉の関係も否応なしに動き出し――!?
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寛への使者に選ばれたのは、小玉ではなく班将軍だった。小玉に名誉を与えたいと思う反面、戦場という死地へ送ることに躊躇いを覚えはじめた文林。一方の小玉も、自分らしくないと感じつつも心を持て余していて――。
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寛と康、二国との戦いを強いられることになった小玉は、元寛の武官であった樹華と共に戦場で開戦を待っていた。一方宸では小玉の無事を祈る真桂らとは別に、雅媛、梅花、そして司馬淑妃が動き出そうとしていて――。
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怪我に倒れた小玉に代わり、戦場では賢恭が軍を率いていた。宸にも小玉の負傷、樹華の訃報が届き、後宮は揺れる。文林の命により自身の失態の原因を突き止めようとした梅花は、さらなる闇に真実を見つけてしまい――
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敵対する司馬氏は消えたが、梅花がいなくなったことで後宮の規律は乱れ、小玉の負担は増大していた。真桂と紅燕が小玉を支えるが、反小玉の動きを見せる妃嬪も出てきている。そんな中、鳳に関するある噂が届き――?
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後宮に新たな妃嬪を迎えることになった。しかし後宮入り直前に亡くなってしまった本人に代わり、入ってきたのは腹違いの妹・仙娥。小玉に対し率直に文林の渡りを希望する仙娥の出現で、後宮の思惑は入り乱れ――。
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仙娥の懐妊が分かり、後宮は慌ただしい雰囲気に包まれる。そんな中、紅霞宮は小玉はじめ女官たちも謎の体調不良で療養地に赴くことに。しかし距離が離れている間、確実に小玉と文林の間の溝は深まっていき――。
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仙娥によって後宮の最下層・冷宮に落とされた小玉。粗末な衣で下働きする辛い環境に落ち込んで……はおらず、かなり生き生きと生活していた。さらにそこで不正が行われているかもしれないという話を聞いて――?
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仙娥の娘を託された小玉は人手の少ない後宮で育児に奮闘していた。それと同時に、はじめての「家族」の穏やかな時間を手に入れる。さらに清喜や綵も戻ってきて、後宮に新しい風が吹きはじめ――。
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あれから七年。皇后に戻った小玉は文林と円熟した夫婦関係を築いていた。けれど老いの陰は確実に文林に迫り、ついにその時がくる――。その時、小玉に訪れた新たな“未来”とは。「紅霞後宮物語」堂々完結!
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「紅霞後宮物語」を語るのに欠かせない清喜、明慧、賢恭をはじめとした名脇役たち。彼らの人生の軌跡と、後宮を出た後の小玉の物語を収録した珠玉の短編集。最高の幕引きを贈ります。
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関小玉。希代の天才と呼ばれた軍人であり、後に神格化された皇后である。しかし、後宮に入る以前の彼女の記録は少ない。どのように生きて軍人となり、皇帝と出逢ったのか。彼女の伝説のはじまりを語るとしよう――
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軍人として覚悟を決めた小玉は、異例の速度で昇進し、二十歳にして校尉となっていた。そんな小玉のもとに、眉目秀麗にして武科挙に合格した英才が配属される。三歳年下のその男・文林は、何かと小玉と衝突して――?
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異動、昇進、出征と、小玉の環境は目まぐるしく変化していく。さらに兄の死、初恋の人との再会……。そんな中、指揮官と副官として小玉と文林の関係は良好になっていた。しかし、予想外の事故が起こってしまい――?
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幼き日、老婆から告げられた小玉の未来。それは着実に現実のものになっていると兄嫁は感じていた。しかし、予言には出てこなかった男・周文林の存在が気にかかる。この男が、小玉を不幸にするのではないか――?
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腹心の部下を亡くした小玉は都に戻り、つかの間の平和なときを過ごしていた。丙との時間を大切にし、明慧と麺屋へ行き、書類仕事に明け暮れる。しかしそれは、嵐の前の静けさに過ぎなかった――。
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結婚適齢期を過ぎて相手がいなかったら結婚しようか、と話していた小玉と文林。「きっと楽しい」 と笑い合ったその時は、文林が皇帝になり、別々の道をいくとは思っていなかった……「紅霞後宮物語」前日譚、完結!