
安倍晴明の師匠、
賀茂光栄の活躍する
『平安あかしあやかし陰陽師』
物語中毒の女房が
若き晴明の孫とともに
宮廷の謎に挑む
『平安後宮の薄紅姫』
大人気平安シリーズをご紹介!

普段は名もなき女房として後宮に勤める「薄紅姫」。しかし、物語を愛しすぎる彼女は、言葉巧みな晴明の孫にモノで釣られては謎解きにかり出され……。「また謎の相談ですか? 私は読書に集中したいのです!」
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怪異や難事件の最後の駆け込み寺、薄紅(うすくれない)の姫。
彼女に依頼が成立するのは、物語にまつわる品が差し出されたときだけ。
薄紅は重度の物語中毒で、特に『源氏物語』には目がないというのだ。
――この異名が広がったのは、晴明の孫である若き陰陽師・奉親のせい!
訪ねて来た彼に早く帰ってほしい一心で、
物語知識を駆使し怪異の謎を解いたのが悪かった……。
薄紅を使えると判断した奉親は、
言葉巧みにたびたび彼女をモノで釣っては謎解きにかり出すことに。
「また相談ですか? 私は読書に集中したいのでございます!」

序ノ一 晴明の孫
序ノ二 源氏、愛でる姫
第一章 誰がための桐壺
第二章 夕顔のもう一つの顔
第三章 鴨川の音に浮舟は眠る
第四章 六条御息所の髪
かりそめの結び


うすくれないのひめ
薄紅の姫
普段は女房として後宮に勤めるが、実は出仕するとき以外は読書のためのお堂「千字堂」に籠もって過ごすほどの重度の読書中毒。特に『源氏物語』に目がない。その知識に目を付けられ、晴明の孫によって“薄紅の姫”として陰陽寮の手に余る宮廷の謎に狩り出されてしまい……?

あべのともちか
安倍奉親
安倍晴明の孫。年若く、修行中の身ながら不敵な底知れない陰陽師。ある出来事をきっかけに薄紅を訪ねたところ、機転のきいた受け答えと、自分を「晴明の孫」として見ない彼女に興味をそそられる。

しみずよしもり
清水義盛
背の高い熊のような武士だが、下級ながら貴族の出身。涙もろい純粋さをもつ常識人で、薄紅の破天荒な振る舞いに慌てさせられることも多々ある。

藤原頼通
今は亡き藤原道長の子。紫式部のパトロンでもあった道長と違い、物語にはそこまで興味がないようで……。


遠藤遼の大人気平安物語『平安あかしあやかし陰陽師』。
主人公は、安倍晴明の師であり、歴史に隠れた陰陽師――賀茂光栄。
幼なじみの藤原為頼とともに平安の都を駆け巡る、
その華麗なる宮廷絵巻物語は必見!

この平安の陰陽師たちが最も畏れる男・賀茂光栄(かものみつよし)。
安倍晴明の師であり、架空の人物ともされしその正体は――女性とも見間違う年齢不詳の美青年だった。
幼なじみの歌人・藤原為頼(ふじわらのためより)が光栄の元を訪れると、光栄はたぐいまれな観察眼で訪問の目的を見破る。驚く為頼に光栄は微笑んだ。
「このくらい見抜けねば、陰陽師は務まらぬさ」
そして為頼から語られたのは、麗しき罠に誘われた青年貴族の話で……。
安倍晴明に“鬼才"と言わしめた陰陽師が、
あやしき影と対峙する宮廷絵巻。
これより開宴――!


かものみつよし
賀茂光栄
平安の陰陽師たちが最も畏れる存在であり、歴史に名を残さぬ活躍をした陰陽師。安倍晴明の師匠。

ふじわらのためより
藤原為頼
光栄の友人。藤原家の傍流に名を連ねる青年貴族で、歌人でもある。心やさしく、実直な性格。のちに生まれる紫式部は姪にあたる。

あべのせいめい
安倍晴明
光栄の弟子。言わずと知れた陰陽師。

こぎつね
小狐
光栄の式神。普段は可愛らしい子どもの姿だが、その正体は……。

あんし
安子
天皇の妃。時の執政者・藤原師輔(ふじわらのもろすけ)の娘。
