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あやかし嫁入り縁結び 二 姫神の心、ほどきます。

姫神さまの悩みを、"嫁(男子)"と家主のコンビがほどきます。

 大学生の結維は、半妖の青年・小太郎と願いを叶えるため「九つの功徳」を積むことになった。
 年明け、大学の友人と訪れた縁結びの神社で、結維は美しい姫神みやめを助ける。彼女の指先からのびた“縁の糸”がもつれ、鳥居の近くに絡んでいたところを手助けしたのだ。どことなく憂いをたたえたみやめ。実は彼女は結維の亡き曾祖父と面識があり――。
 同時期、小太郎を訪ねて現れた“あやかし”も、みやめの神社と縁があるようで……?
 しっかり者の大学生と狼青年の、現代ご縁結びお伽草子、第2弾!

  • 【定価】638円(本体580円+税)
  • 【発売日】
  • 【サイズ】 文庫判
  • 【ページ数】 256
  • 【ISBN】 9784040727479

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登場人物紹介

八神 結維(やがみ ゆい)

大学生。面倒見よく、男女とも友人の多い女の子。気づくとお似合いの男女を結びつけていることが多く、大学で評判が立つほど。上京する叔父の一軒家を預かることになり、一人暮らしをはじめた。

犬飼小太郎(いぬかい こたろう)

まっすぐな黒髪と、涼やかで端整な面差しの和風男子。家の前に行き倒れていたところを、一人暮らしをはじめた結維に助けられる。家事について万能で、性格は穏やか。なにか秘密を抱えているようで……?

猫神の玻璃(はり)

猫としては白い毛並みでつやつやしている。本人曰く「化猫でも猫又でもない」。人間に姿を変えたときは美少年の姿に。呪いを受け、猫姿から戻れなくなっていた所を結維と小太郎に「糸」をほどいてもらう。

妖狐の風巻(しまき)

結維と小太郎の住む一軒家へ訪ねて来たあやかし。人型以外にも、つやのあるなめらかな白い毛並みの狐の姿をとることができる。どうやら姫神・みやめの神社と縁があるらしいのだが……?

姫神のみやめ

大学の友人と訪れた縁結びの神社で、結維が出会った美しい姫神。彼女の指先からのびた“縁の糸”が鳥居に絡んでいたところを、結維が手助けしたことがきっかけ。実は彼女と結維の亡き曾祖父には面識があり――?

「あやかし嫁入り縁結び」シリーズ

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