書籍情報


Products

暁花薬殿物語 第六巻

信濃の鬼退治を終えた千古の前に現われた、その男は――?

信濃の鬼退治も終えた秋の始め。帝からの寵愛を肌で感じながらも、後宮の将来を案じていた千古。

ある時清涼殿の庭に落雷がおきる。後宮が「祟りだ」と騒然となる中で、暁上姫・明子が病床に伏せたと聞きつけた千古は、想念に扮装し宣耀殿を訪れた。
病を見守る想念の眼差しから、遂にその正体気付いてしまった明子。かえって正后への憬れを抱くが、彼女にも鬼の手が迫っていた。

一方で「祟り」を収めるため妖后を演じる千古の目の前へ、ある男が姿を現す。彼の唇から漏れたその名は――!?

  • 【定価】660円(本体600円+税)
  • 【発売日】
  • 【サイズ】 文庫判
  • 【ページ数】 240
  • 【ISBN】 9784040742335

購入はこちら

「暁花薬殿物語」シリーズ

この著者の作品

PAGETOP