あやかしの棲まう
“隠世(かくりよ)”にある
老舗宿「天神屋」。
亡き祖父譲りの「あやかしを見る力」を
持つ女子大生・葵は、
得意の料理で野良あやかしを
餌付けていた最中、
突然「天神屋」の大旦那である
鬼神にさらわれてしまう。
大旦那曰く、祖父が残した借金のカタとして、
葵は大旦那に嫁入りしなくては
ならないのだという。
嫌がる葵は起死回生の策として、
「天神屋」で働いて借金を返済すると
宣言してしまうのだが……
あやかしお宿を舞台に繰り広げる、
葵の細腕繁盛記!
あやかしの棲まう
“隠世(かくりよ)”にある
老舗宿「天神屋」。
亡き祖父譲りの「あやかしを見る力」を
持つ女子大生・葵は、
得意の料理で野良あやかしを
餌付けていた最中、
突然「天神屋」の大旦那である
鬼神にさらわれてしまう。
大旦那曰く、祖父が残した借金のカタとして、
葵は大旦那に嫁入りしなくては
ならないのだという。
嫌がる葵は起死回生の策として、
「天神屋」で働いて借金を返済すると
宣言してしまうのだが……
あやかしお宿を舞台に繰り広げる、
葵の細腕繁盛記!
“あやかしが見える”こと以外はごく普通の大学2年生。亡き祖父の影響で、料理は作るのも食べるのも大好き。負けん気が強くどんな相手にも物怖じしないが、お腹を空かせたあやかしに自分のお弁当を与えてしまうような優しい一面も。
隠世の老舗宿「天神屋」の大旦那。葵の祖父・史郎とは知り合いであり、史郎の借金のかたに葵を貰いうける約束をしていたらしい。嫁入りを拒む葵の態度にムッとしながらも、彼女の言動全てを楽しんでいるようである。
「天神屋」の若旦那で正体は九尾の狐。葵を快く思わないあやかしが多いなか、最初から葵に優しく接していた。変化の術で、子供にも女性にも9つの姿になることが出来る。本人いわく、子ぎつね姿の時は「すこぶるもふもふ」らしい。
たれ目がかわいい「天神屋」の仲居の狸娘。意外と事情通で、隠世の噂話を葵に教えてくれたりする。
「天神屋」の若女将をつとめる雪女。大旦那を敬愛しており、自分を若女将に抜擢してくれた彼の期待に応えたいと思うあまり、行き過ぎた行動に出ることも。
「天神屋」の番頭をつとめる土蜘蛛。あやかしとしては若くして幹部となった有望株だが、真面目ゆえに頑固な一面も。葵の祖父・史郎とは浅からぬ因縁があるらしい。鈴蘭という妹がいる。
葵が隠世に喚ばれた元凶を作った、葵の祖父。施設で暮らしていた葵を引き取って育てた優しい祖父ではあるものの、生前の評判は悪く「クズ野郎」扱いされていた。あやかしの姿を見る能力を持ち、隠世と現世を行き来する能力も持っていた。隠世でもかなりの迷惑行為をしでかしていたようで、「天神屋」に約1億円の借金がある。
©2018 友麻碧・Laruha/KADOKAWA/「かくりよの宿飯」製作委員会
2018年4月2日(月)22:30〜
2018年4月6日(金)26:10〜
2018年4月3日(火)24:30〜
2018年4月4日(水)23:30〜
その他、配信サイトでも好評配信中!
祖父の借金のかたに、かくりよにある妖怪たちの宿「天神屋」へと連れてこられた女子大生・葵。宿の大旦那である鬼への嫁入りを回避するため、彼女は得意の料理の腕前を武器に、働いて借金を返そうとするが……?
大旦那に食事処「夕がお」の開店を認めさせた葵。だが、鬼門中の鬼門といわれるその場所はなかなか一筋縄ではいかず……。お客を呼ぶためにあの手この手を考える葵だったが、何者かの妨害に見舞われ──!?
現世出張で大旦那様が不在の天神屋に、ライバル宿「折尾屋」の幹部たちがやって来た! 銀次の以前の同僚や暁の師匠など、因縁の多い面々の登場に、天神屋は大騒ぎ。もちろん”鬼嫁”葵も無関係ではいられず……。
天神屋のライバル宿・折尾屋に攫われてしまった葵。共に連れてこられた銀次のことが気になり、チビの力を借りて地下牢から脱走しようとするのだが、立ちふさがった折尾屋の旦那頭・乱丸に無理難題を出され……!?
磯姫の想いを継ぎ、「海宝の肴」の担当を買って出た葵。折尾屋の面々とも少しずつ打ち解け、また天神屋からの思わぬ助力もあり、順調に準備を進めていた。だが、それを快く思わない存在が、ついに葵に直接接触し……。
南の地の呪いを晴らし、凱旋した葵を待っていたのは、天神屋の温かくも大忙しの日々! 新しいおみやげを考えたり、秋祭りの準備をしたりと奮闘するなか、大旦那様から果物狩り(デート!?)のお誘いを受けて……。
かくりよの中心・妖都へ向かった大旦那様が行方不明に。天神屋史上最大の危機に動揺する葵は、お帳場長の白夜から密命を受けた。それは妖都行きの宙船に、食事処“夕がお”の屋台を出して出張営業することで……!?
白夜の語った大旦那様の過去を胸に、妖都から脱出した葵は、北の地を治める八葉のもとへ向かう。美しくも閉ざされた雪国で葵を待っていたのは、知られざる美味しい名産品と、懐かしいあの人物との再会で……!
黄金童子に導かれ、葵は文門の地へ辿り着く。そこにはいつもと変わらないように見える大旦那の姿があった。八葉夜行会までの束の間の時を、穏やかに過ごす二人。大旦那はそこで、ひとつの提案を葵にするのだった。
ついに始まる八葉夜行会。大旦那の“真実”と自分の気持ちに向き合った葵は、彼を救う協力者を得るため妖都を奔走する。葵が向かったのは、かつて彼女の料理を否定した大湖串製菓の八葉・ザクロのもとだった——。
あやかしお宿「天神屋」の大旦那に嫁入りした葵は、大女将見習いとして日々を送っていた。祖父が隠したお宝捜しや、大旦那の現世への出張。そんな何気ない毎日の続きに、桜の季節がまた訪れようとしていた——。
隠世と現世の交流が増えつつある昨今。あやかしお宿で働く葵は、自らの体験をもとに人とあやかしが共に過ごすための助言を手紙にしたためていた。するとそこへ大旦那もやってきて、昔話に花が咲いていき——。
祖父が残した借金のカタに、
鬼の嫁として“隠世”へさらわれた葵。
起死回生の策として、あやかし相手の食事処を
営むことになって……?
コミックだからこそ描ける、
美麗な登場人物たちや、美味しいお料理の数々。
生き生き描かれる「かくりよ」の物語を
お楽しみください。
あやかしお宿を舞台に繰り広げる、
葵の細腕繁盛記!