検索結果 | 書籍情報 | 富士見L文庫

『佐々木禎子』の検索結果

皇帝・佩芳の寵愛を乞い衣装係となった悪女・夏雲は、ある日、佩芳から他妃へ捧げる衣装の縫製を命じられる。しかも皇帝とお揃いだ。夏雲とは全く違う豊かな寸法が空しく、胸が痛むが…。大胆乙女の後宮物語第二巻！

美貌と勇ましさのせいで「悪女」と呼ばれる姫・夏雲は、実は可愛いものや刺繍が大好き。つるぺったんな胸元もお手製の饅頭で補っていたところ、皇帝の寵愛を受けることになる。もとより皇帝は夏雲の初恋の君で――？

生贄となるはずが、思いがけず神様の住む幽世へ入内することになった新米占い師・月麗。偽妃だとバレたら喰べられてしまうと怯えるが、皇帝はそんな素振りも見せず月麗を溺愛し、後宮専属の占筮者へ任命し――？

自身と帝の手によって国が変わっていくなかで、千古の心を揺さぶるのは謎多き男、秋光の正体だった。ついにそこへ踏み込む千古と帝。そして秋光本人も自身の想いに向き合う。各々が行く道を定める時が迫っていた――

大臣から子を成せと急かされ、千古は辟易していた。しかも千古が駄目なら健康な女を、と新しい靫負尉の娘も入るという。その折千古は、ある者が子を宿したような振る舞いに気づく。果たして帝の子か、それとも――？