かくりよの宿飯 十一 あやかしお宿の十二ヶ月。

かくりよで生きる葵と天神屋の仲間たちの営み。季節がめぐる十二ヶ月の物語
隠世をめぐる激動の日々を乗り越え、少し時が流れたころ。あやかしお宿「天神屋」の大旦那に嫁入りした葵は、大女将見習いとなり活躍する毎日を送っていた。
お仕事のかたわらで、かつて祖父が隠したらしいお宝を探したり、手鞠河童のチビは旅に出ていたり、ライバルお宿「折尾屋」とコラボをしたり、大旦那が現世に出張したり――。相変わらずの何気ない日々が、少しずつ変わりながら続いていく。そして桜の季節がまた訪れようとしていた。
隠世で生きる葵と仲間たちの営み。季節がめぐる十二ヶ月の物語。
- 【定価】682円(本体620円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】 文庫判
- 【ページ数】 256
- 【ISBN】 9784040736600