氷室教授のあやかし講義は月夜にて 3
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意外と知らない自身のルーツに迫る。吸血鬼教授と眷属助手の講義録、第3弾
まるで貴族のような海外民俗学講師・氷室教授は、人ならざる高貴なヴァンパイア。彼に命を救われた理緒は、教授の“眷属”として、街の“あやかし”調査に駆り出される日々を送っている。
氷室教授の恩師・清一との出会いから少し後。最近夢見の悪い理緒のもとに、人の言葉を喋る猫の情報が舞い込んだ。さっそく教授たちと調査に赴くのだが――辿り着いた場所は、理緒の実家で!?
謎めいた教授の高貴で妖しい講義、第3弾。意外と知らない身近なもののルーツの先で、秘められた想いが明かされる。
- 【定価】726円(本体660円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】 文庫判
- 【ページ数】 288
- 【ISBN】 9784040746005
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もくじ
プロローグ――始まりの十字架――
第一章 いなき猫の約束
第二章 赤い夜の訪れ
第三章 神を咲かせるリオ
第四章 星と願い、月と祈り
エピローグ――眩い光の方へと――
あとがき