鬼狩り神社の守り姫 四

「……千尋くん、約束だよ」人と鬼の全てを知った二人が出した答えは――
試練を乗り越え、互いに特別な存在となった透子と千尋。
だが長年の封印が解かれ鬼の首魁が復活した今、状況は緊迫している。
千尋の父・真千の身体を奪った首魁は行方をくらまし、その間も鬼による被害は後を絶たない。
事実上の最終決戦を迎えた透子たちは、首魁に対抗できる唯一の方法だという初代守り姫が遺した刀を探すことに。
神坂家の総力をあげて鬼狩りに当たる中、無能のはずの千尋の非凡な力も明らかになる。
しかし首魁にとっても重要な意味をもつその力が、鬼たちに狙われて――。
- 【定価】858円(本体780円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】 文庫判
- 【ページ数】 320
- 【ISBN】 9784040761145
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もくじ
プロローグ
第一章 束の間の平穏
第二章 それぞれの正義
第三章 果たされた約束
第四章 相容れぬ
第五章 理想郷
エピローグ