鬼狩り神社の守り姫 二
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「透子を守るよ、絶対に」孤独な少女の運命が花開く和風ファンタジー第二弾
鬼を封じる「守り姫」として、星護神社に迎えられた透子。穏やかな年末、同居する千尋との距離もさらに縮まる。ところが、年始早々透子は神坂本家での修業を命じられてしまう。心配した千尋は傍で透子を守ると宣言する。
早速、千尋に心を寄せる当主の娘・千不由の取り巻きによる嫌がらせが始まる。だが透子は千尋に支えられ、術者の千瑛や千尋の兄・和樹の教えで異能を習得していく。
一方、本家の開かずの蔵。透子への嫉妬を募らせる千不由は禁忌を犯そうとしていた。それは、本家への鬼の襲撃につながって――。
===キャラクター紹介===
芦屋透子
高校2年生。
行方不明の母を捜すためにも、本家で異能の修業をすることに。
引き続き千尋と同居中。
神坂千尋
高校2年生。
異能をもたないことに悩んできたが、式神のだいふくは千尋の中に眠る「力」について、何か知っているようで――?
だいふく
透子と千尋が作った猫又の姿をした式神。
人間の言葉をしゃべる。鬼のにおいには敏感。
- 【定価】748円(本体680円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】 文庫判
- 【ページ数】 288
- 【ISBN】 9784040752617
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もくじ
プロローグ
第一章 年暮れて
第二章 かみざかい、の人々
第三章 表裏
第四章 虜囚
第五章 擬態
第六章 暴露
エピローグ
あとがき