かくりよの宿飯 十三 あやかしお宿の社員旅行。

天神屋総出で現世へ! 社員旅行は新たな波乱と消えない過去につながって…
隠世のあやかしお宿「天神屋」に嫁入りした葵は、大女将見習いとして大旦那や仲間と賑やかに暮らしている。
天神屋の休業中、総出で現世へ社員旅行に行くことに!
しかし到着早々退魔師の襲撃を受ける。
しかもその人物は葵の祖父、史郎の式神を使役していて――!?
不穏な影がちらつく中、東京・京都・福岡を巡り大旦那と過ごす時間を楽しむ葵。
各地では思わぬ人々との邂逅も待っていた。
そして、旅の最後には大旦那念願のあることが――。
人とあやかしが紡いだ「これまで」が、「これから」を導く。
大団円のその先の物語。
- 【定価】792円(本体720円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】 文庫判
- 【ページ数】 256
- 【ISBN】 9784040759944
購入はこちら
もくじ
第一話 旅行前夜
第二話 東京の夜
第三話 大旦那様と浅草観光
第四話 再会
第五話 裏祇園
第六話 狐か狸か
第七話 六道の辻の鬼嫁
第八話 津場木史郎の孫
第九話 幸せを望まれて
かくりよの宿飯 短編集
あとがき