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代官山あやかし画廊の婚約者 ゆびさき宿りの娘と顔の見えない旦那様

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心を閉ざした少女を迎えたのは、狐面で顔を隠した画商の旦那様でした。

「ようこそ、婚約者殿」そう言って恵茉を迎えたのは、狐面で顔を隠した青年だった――。
 祖父を亡くした恵茉は、言いつけに従い訪れた代官山の屋敷で、律と出会う。彼は婚約者であると同時に、祖父が菓子を納めていた店の主でもあるというのだが。
(菓子店ではなく、画廊を経営?)
 律の画廊には、怪奇現象を起こす絵の相談が寄せられる。それを解決する菓子作りの力が、祖父から恵茉へ継がれているようで……。
 心の傷と、秘密を抱え、絵に込められた思い出を解きほぐす、二人の恋愛ファンタジー。

  • 【定価】792円(本体720円+税)
  • 【発売日】
  • 【サイズ】 文庫判
  • 【ページ数】 352
  • 【ISBN】 9784040751375

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もくじ

目次

プロローグ
一・夏の宵待ちとガレット
二・恋する画家と二枚の絵
三・縁を結ぶ萩と牡丹
四・ゆびさき宿りの娘と蘇る絵
五・ゆびさき宿りの娘と顔の見えない旦那様
エピローグ

あとがき

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