黎明国花伝 曙光の双姫
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祈りと共に国を統べる王女たちの大河ロマン、堂々の完結。
身体のどこかに浮く花の形の痣と、「星読の力」と呼ばれる予知能力を持つ代々の女王が国を治めてきた黎明の国。
スウェン・ルシェの姉妹が荒廃した国土を建て直して8年。時代は動乱期から再生期へと移り変わりつつあった。
妹のルシェが生んだ皇国の血筋を継ぐ一人娘・イーリアと、国の荒廃を招いた前女王の血を受け継ぐ前十娘・エジカ。
黎明国初代女王を彷彿とさせる鮮やかな花の痣と、叔父のキナンを越える星読の才能を開花させるイーリアを姉として導きながら人知れず苦悩するエジカ。
「忌むべき血を持つ自分が、王女としてここにいてもいいのだろうか――」二人の娘が母や父を思いながら選ぶ自らの歩む道とは――? 国を統べる娘たちの大河ロマン、堂々の完結。
- 【定価】704円(本体640円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】 文庫判
- 【ページ数】 272
- 【ISBN】 9784040724010