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国外追放された王女は、敵国の氷の王に溺愛される 2

雪国の短く、美しい夏。白夜の湖畔で過ごす、穏やかで甘い新婚旅行――

戴冠式を終えロニーノ王国の王妃となったジョジュは、エミリオンに旅行に誘われる。
初めての遠出で距離が縮まり、美しい湖畔で甘い時間を過ごした二人。
だが国境付近で祖国ドルマンの貧しい民を見かけ、ジョジュは心を痛める。

エミリオンを支えロニーノを豊かにしたいと改めて決意したジョジュは、城に戻り貧しい地区への学校の設立に着手する。
しかし妨害が発生。
犯罪の隠れ蓑であった地区への手出しを嫌う勢力によるものだ。
しかも彼らと結託し、計画の中止と王家の失脚をもくろむ内通者が城内にいるようで――。


○ジョジュ
 ドルマン王国第一王女。
 将来女王となるべく学んできた。
 王位継承権を奪われ絶望していたが、エミリオンと過ごすうちに気力を取り戻していく。

○エミリオン
 前国王夫妻が事故死したため、若くしてロニーノの国王となった。
 大国と渡り合う力をつけるために改革を推し進めており、「冷酷無慈悲」と恐れられている。

  • 【定価】726円(本体660円+税)
  • 【発売日】
  • 【サイズ】 文庫判
  • 【ページ数】 272
  • 【ISBN】 9784040755762

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もくじ

第一章 白夜の新婚旅行
第二章 夏至祭アトラ
第三章 ロンス湖の悪夢
第四章 蜂の紋章
第五章 支援パーティー
第六章 手紙の謎
第七章 オムニス
第八章 墓前の誓い
第九章 ロックデリット鉱山
第十章 六年前の裏切り者
第十一章 開校式
あとがき

「国外追放された王女は、敵国の氷の王に溺愛される」シリーズ

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