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後宮茶妃伝 三 寵妃の愛で茶が育つ

愛する皇帝とすれ違う采夏。仲直りの鍵は……やっぱりお茶で!?

 青国の茶道楽妃・采夏の機転により皇帝・黒瑛への帝位簒奪を未然に防ぎ、後宮が落ち着いたころ。新たな妃が二名入内した。絶世の美妃・秋麗と男装の麗人・冬梅だ。出会い頭から折り合いの悪い二人に頭を抱える黒瑛だったが、采夏は茶飲み仲間が増えたと喜ぶ。
 そんな折、青国に西方の大使が来訪する。お茶でもてなそうとする采夏だが、希望されたのは今は存在しない“幻の白茶”で……!?
 さらに、水害が采夏のせいと噂されたり、新たな妃が原因で黒瑛とすれ違ったり。采夏は数々の困難をお茶の力で乗り越えられるのか!?

※巻末には大好評のお茶豆知識を収録しています。

■登場人物紹介

・采夏(さいか)…茶道楽と呼ばれるほどお茶が好きな娘。うっかり入内し后妃となる。

・黒瑛(こくえい)…「引きこもり帝」「出がらし帝」と冴えない噂の皇帝。

  • 【定価】704円(本体640円+税)
  • 【発売日】
  • 【サイズ】 文庫判
  • 【ページ数】 256
  • 【ISBN】 9784040747118

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もくじ

■もくじ

プロローグ

第一章 茶道楽ゆえに不名誉を得る

第二章 采夏は秋麗に白いお茶を見る

第三章 茶飲み友達に茶器を贈る

第四章 茶道楽はお茶のついでに全てを救う

エピローグ

「後宮茶妃伝」シリーズ

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