後宮一番の悪女
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地味顔の妃は「後宮一番の悪女」に化ける――
地味顔の琳麗は化粧で化ける。化粧品を愛し、愛が高じて自分で開発し都の人気商品にまでなった。
けれど婚期を逃しそうな琳麗を心配した父親の策略で、後宮に入れられてしまう。
一方、皇帝は我の強い妃たちが居座る金食い虫の後宮を解体したかった。
そんな中、寵愛を欲しない琳麗を皇帝は気に入り交換条件を出す。
それは「他の妃を後宮から追い出したら、後宮から出してやろう」というもの。
そのため琳麗は化粧で絶世の美女となり、後宮一番の悪女を演じることを決めた――痛快後宮恋愛ファンタジー!
- 【定価】704円(本体640円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】 文庫判
- 【ページ数】 256
- 【ISBN】 9784040746821
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もくじ
プロローグ その妃は残酷で妖艶
一章 ぼんやり顔の商家娘と化粧
二章 後宮入りの夜は不敬に更けて
三章 悪女なる賢妃へ売り込みを
四章 一目置かれた妃嬪と雀斑娘
五章 淑妃と偽物の首飾り
六章 恋する徳妃を逃がす方法
七章 宴と誘拐事件
エピローグ 後宮一番の悪女は退場できない
あとがき