清流神社のあひるの子 宵月夜に呪物と踊れ

呪物に関するお悩みは、ここ「呪物神社」へどうぞ!
白河まつりは十歳の時に両親を亡くし、清流神社に引き取られた。
ゴリラ系おかんの長男温太(はるた)、頑固オヤジ系美形の次男蒼司(そうじ)、ツッコミ系美少女の末っ子瑞葉(みずは)と力を合わせ、四兄妹で神社を営んでいる。
清流神社、通称「呪物神社」はいわくつきの品物がよく持ち込まれる。
本日預けられたのは、護符と麻縄で厳重に封印された行李【ほしいさま】。富をもたらす反面、中を覗いた者の命を奪うと言われている。
それを預かってから、まつりの周囲で不思議なことが次々起こり……。
四兄妹が織りなす呪物ときどきおいしいごはんの物語。
- 【定価】814円(本体740円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】 文庫判
- 【ページ数】 288
- 【ISBN】 9784040761121