日々に疲れたので、パンダと京町家暮らしを、始めます

家賃2万円の京町家。三食付き。同居人は紳士的な「パンダさん」
職場の人間関係と激務に疲れた笹原姫香は、ある日ぷつりと糸が切れて仕事を辞めた。そして「京町屋に住む」という夢を実現する。
「京都市内/下宿人/家賃2万円」
という破格の条件で京町家への転居が叶うが、引っ越し当日に出会った同居の管理人は素晴らしい毛並みのパンダだった。
紳士的で料理上手、美しく花を生け丁寧な暮らしをする通称「パンダさん」と穏やかに暮らすうち、姫香は「自分」を大切にすることに気づいていく――。
野花のように心に寄り添う、京都ほっこりはんなり物語。
- 【定価】836円(本体760円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】 文庫判
- 【ページ数】 320
- 【ISBN】 9784040759319
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もくじ
【登場人物】
・笹原姫香/26歳。職場の人間関係と激務に疲れて仕事を辞め、夢だった京町家に住む夢を実現させる。
・パンダさん/年齢不詳。思いやり深く紳士的で料理上手。美しく花を生け丁寧な暮らしをしている。
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