天泣の平安狐姫 九重燿子、嫁いだ絵巻世界にて人命救助に勤しむべし
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天性の強メンタルで、国のため宮廷の闇を斬る!頑張る女子の痛快平安物語!
天気雨の中、ぼんくらと噂の帝の元へ、嫁入りの牛車が向かった。
花嫁の燿子は実は元自衛官。訓練中に気を失った後『強く生きろよ、天泣の姫』の言葉に、気づけば泰平京にいたのだ。
「献上品」として入内した燿子を待っていたのは「帝を惑わす妖狐」と苛める女房たち。けれど本人は食事に虫が出てもバリバリ食べて涼しい顔だ。
そんな時、燿子は謎の青年から、ぼんくら帝のせいで国は滅ぶと聞かされる。いい加減な予言に燿子は憤慨するが、挙句事件にまで巻き込まれ……?
宮廷を災厄から救うため頑張る女子の痛快平安物語!
- 【定価】770円(本体700円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】 文庫判
- 【ページ数】 320
- 【ISBN】 9784040753362
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もくじ
第一話 狐の嫁入り
第二話 玲瓏殿の女御
第三話 水難救助と勅
第四話 背の君
第五話 天泣姫とかぐや姫
第六話 春の歌
最終話 狐の初恋