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【質問回答第1弾】「世界を変える運命の恋」中編コンテスト

先日開催を発表した、カクヨム×富士見L文庫の中編コンテスト。
現在皆さまからの質問を募集中です!
すでにたくさんのご質問をいただいており、ありがとうございます♪

回答第1弾です!

※下記回答は、編集部担当による、本コンテストにおける一見解であるという点をご了承ください。組織の公式見解ではございません。また、別の機会においては異なる回答となる場合もございます。


応募要項はこちらから



Q.以下のような作品は応募可能ですか。

  • 悲恋やメリバなど、ハッピーエンド以外の作品
  • 同性どうしなど、女性ヒロインと男性ヒーロー以外の恋愛を描いた作品
  • ヒーローが人間以外の姿をしている作品
  • SF要素を含む作品
  • 男性主人公の作品

A.前提として、応募規定を満たしている作品については1本1本検討します。今回は特定の内容だからといって除外することはありませんので、ご安心ください。

そのうえで、今回編集部は「受賞作品は富士見L文庫の読者に向けた長編として書籍化を目指す」という目標をもって選考します。
もし「こういう作品を応募して大丈夫かな」と迷われたときには、富士見L文庫の直近のラインナップに照らし合わせて、その作品がどのように見えるか一度考えてみていただけるとうれしいです。

違和感ない題材に見えるでしょうか、それとも異色の作品に映るでしょうか。

もしすでに刊行されている作品に通ずるところがあるならば、ぜひあなたの作品にしかないおもしろさ・新しいアイディアをプラスしてみてください。

逆に主流でない作品だと、「書籍を手に取る読者がイメージできるか」という点において、選考過程におけるハードルは必然的に高くなるといわざるをえません。
既存の富士見L文庫にはないもので勝負しようというお気持ちそのものはとてもありがたいですし、どんな作品に出会えるのかとてもわくわくします。
ただ、そのハードルを超えるための工夫が見られることを期待します。

本コンテストでは、応募規定を満たしているかぎり、どんな作品も歓迎いたします。
「富士見L文庫の読者におもしろいと思ってもらえるはず!」という、熱量がこもった作品をお待ちしています。


Q.構想中のお話は三人称視点で書いていますが、一人称(主人公が語り部)の方が有利、もしくは一人称限定という制限はありますか?

A.一人称・三人称のどちらで書かれているかによって、選考に影響が出ることはありません。作品に合った描き方を選択いただければと思います。

例えば、今回は「『わくわく』と『きゅん』が両方味わえるファンタジー作品」がお題です。
ファンタジーの世界観をわかりやすく描けるのはどちらか、恋愛シーンをより感情移入できるものとして見せられるのはどちらか、一つの考えどころになると思います。
よほど意図的なもの以外は、一つの作品は一人称・三人称のいずれか一方を選択して書くことになると思いますので、自分が見せたい内容に合わせてぜひ検討してみてください。

また人称に関わって、視点の切り替えの頻度が高すぎないか・混在していないかという点は、推敲ポイントの一つになると思います。

カクヨム内の以下の記事も参考になります。
「一人称か三人称か」語りの戦略としての「人称・視点」の選択
(「きちんと学びたい人のための小説の書き方講座」フィルムアート社 より)


Q.「世界」とは、一人の人間をとりまく環境、その人にとっての「世界」も含まれますか? それとも、本来の意味の、キャラ達が生きている舞台である世界だけですか?

A.ご質問いただいたように、「世界」の解釈のしかたはさまざまにあるかと思います。
どの解釈も否定するものではありませんし、皆さんがどのように読み解いて、作品の中に織り込まれるのか、楽しみにお待ちしています。

そのうえで、補足させていただきます。

今回のお題は「『わくわく』と『きゅん』が同時に味わるファンタジー作品」です。
それを「世界を変える運命の恋」というキャッチにしました。

ファンタジー作品においては、「どのような世界観・舞台を設定するか」「主人公をはじめとするキャラクターたちがその中でどう立ち回るか(例えば、どのように使命を果たすか・どう転換を促すか・危機にどう立ち向かうか)」が一つの肝になると考えます。
これらを踏まえて、作品全体としては「オリジナルかつ魅力的な世界観・舞台を提示いただけること」「ある程度のスケール感をもって、読者の『わくわく』を引き出していただけること」を期待します。

もちろんこれは、「世界を変える」を「主人公やその周辺人物を取り巻く環境を変える」と捉えたとしても成り立つものと考えます。
加えて、必須条件としている恋愛要素をどのように取り入れるかご検討いただけますと幸いです。


Q.具体的なベンチマーク作品があれば参考にしたいので教えて欲しいです。

A.応募要項の中で、富士見L文庫の参考作品を3作品紹介しております。
また、富士見L文庫公式ウェブサイトのラインナップもぜひ参考にしていただけましたら幸いです。


Q.富士見L文庫さんの詳しい読者層が知りたいです。

A.作品にもよりますが、主に30代以上の女性に手に取られています。


Q.中間選考突破作品の発表と、最終選考の対象作品の発表は同時に行われるのでしょうか。

A.同時には行いません。
中間選考の突破作品は、2024年2月頃の発表を予定しております。
そのうち最終選考対象となった作品については、3月の最終選考結果発表の際に、受賞作品とともに発表予定です。


Q.コンテストに出した作品を他サイトにも掲載することは可能でしょうか。また、中編作品に肉づけして、規定文字数以上の長編にした作品を、カクヨムや他サイトに掲載することは可能でしょうか。(長編作品が審査対象外であることは承知しています)

A.まずは応募期間~審査期間中にかけてお答えいたします。
結論から申し上げますとどちらも問題ございません。ただし、以下の点ご留意いただけましたら幸いです。

・中編・長編ともに応募期間~審査期間中に第三者から利用の打診があった場合には、カクヨム運営にご一報ください。
 カクヨム以外のサイト経由の打診であっても、特に本コンテストへの応募の取り下げを希望される場合は、ご連絡にご協力いただけますと幸いです。
・質問者様のご認識のとおり、長編化された作品は審査対象外となります。

結果発表後につきましては、受賞作品・編集部からお声がけした作品以外の利用はお任せいたします。
(なお、カクヨムに掲載されている作品に利用の打診があった場合には、カクヨム運営へのご一報にご協力いただくよう平時からお願いしております)


まだまだ質問募集中!

引き続き、本コンテストに関する質問・小説の作品づくりに関する質問を募集しています。
応募を考えている方はもちろん、今回は応募しないけれど…という方もお気軽にご質問ください。

質問の受付は、10/29(日)23:59までです。

◎質問はこちらから


皆さまの質問・作品のご応募をお待ちしています!
たくさんのすてきな作品に出会えることを楽しみにしております。

▼コンテスト詳細はこちらから
「世界を変える運命の恋」中編コンテスト応募要項

▼富士見L文庫主催の新人賞も随時作品のご応募を受け付けております!
富士見ノベル大賞応募要項


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