花街の用心棒 二 雪が宮廷の闇を照らす

女用心棒、ついに全てを奪った 宮廷の因縁の真実と対峙する!
腕利きの女用心棒・雪花(せつか)は、美貌の大貴族・紅志輝(こう しき)の命で後宮勤めを続けている。
暗殺未遂の犯人は判明したが、黒幕は知れぬまま。そんななか雪花はある偶然から、亡き姉の面影を宿す侍女に気づく。姉は残酷な運命をたどっていて……。
さらに、雪花の正体に勘づいた王により、密かに雪花と志輝の関係に警戒態勢を敷かれることに。
一方、志輝は国家転覆をもくろむ男へと急接近していた。男の行動も貴妃暗殺未遂も、雪花が全てを喪った宮廷の闇が関わっていて――? 因縁の真実が明かされる!
- 【定価】748円(本体680円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】 文庫判
- 【ページ数】 352
- 【ISBN】 9784040739113
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もくじ
序章
一章
二章
閑話
三章
四章
エピローグ

登場人物紹介

玄 雪花(げん せつか)
用心棒として後宮に潜り込む

紅 志輝(こう しき)
大貴族を率いる美貌の青年
コミカライズ決定!
作画:一メルカ
原作:深海 亮
キャラ原案:きのこ姫
電子雑誌コミックビーズログにて、2021年連載開始予定!
詳細情報は続報をお楽しみに!
http://bslogcomic.com/
カクヨム版はこちらから
花街の用心棒【ひとひら舞うは、追憶の花】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882295905
作者 深海亮
借金返済のため、女用心棒は花街から後宮へ。
雪花は借金完済を目標に掲げながら、今日も花街で女用心棒として働いている。だがそんな日常が、とある麗しい貴人との出会いによって大きく変化する。借金を清算する代わりに、後宮でとある仕事をしてほしいと、貴人こと紅志輝は言うのだった。
そして後宮で過ごすうちに、捨て去ったはずの過去が見え隠れし始めて―――。